「この会社でよかった」
と胸を張れる
佐藤 貴大SATO Takahiro
2011年入社
環境自然循環部門 リサイクリングワーフ秋田技術管理室マネージャー
秋田県横手市出身。デスクワークを主体としながら、新事業の開発や働きやすい環境づくりに尽力している。
産業廃棄物に対するイメージが変わった
秋田生まれの秋田育ち。秋田県内で就職活動をしていた頃に、ユナイテッド計画のことを知り、当時建設中だったリサイクリングワーフ秋田を見学しました。正直に言えば、当時は産業廃棄物処理に対して、あまりいい印象を持っていませんでした。しかし、廃棄物を処理した熱を利用して発電を行うなど、環境にも充分に配慮していること聞き、それまで抱いていたイメージが一新。プラントの稼働開始と同時に、私もここで社会人のスタートを切りました。
1年目はプラントの運転に携わり、2年目以降は、施設の維持管理業務を担当しています。身体を動かすというよりは、パソコンに向かって許認可申請や報告書づくりが主な仕事。新たな設備投資や新事業を開発する際は、各自治体と打ち合わせしながら申請書を作成します。行政からの許認可が下りて、初めて工事に着手できるんです。たとえば、2022年に竣工した新炉の建設には、着工までに2年近くの歳月を要しました。
ミッション達成までの長い道のり
成果が見えづらい業務ですが、許認可が下りた時の達成感は、言葉にならないほどです。初めて担当した申請業務は、低濃度PCBの無害化処理施設。副社長のサポートを担当しましたが、環境省に申請を提出する前に事前準備をするため、2年間は毎週のように東京へ出張したり、泊まり込みで書類を直したりしました。努力の甲斐あって、特殊PCBの処理に関しては、北は北海道から南は沖縄・石垣島まで、全国各地からの実績をいただきました。
申請をスムーズに進めるために、心がけているのは「行政担当者にわかりやすい文章で書類をまとめること」。私を含む技術管理室の担当3人が、上司のチェックを受けながら、社内で何度も推敲します。こうした申請業務は、行政書士やコンサルタントに依頼する企業も少なくありません。でも当社は「うちでできることは自分でやる」方針です。文書作成においては彼らの方がプロですが、私たちは現場を知る者たちでこの仕事を担当しています。
休みの日も、仕事帰りもゴルフに夢中
休日は野球とゴルフに夢中です。小学校の頃からずっと続けている野球は、地元の草野球チームに所属して日曜日の朝に「おはよう野球」を楽しんでいます。
ゴルフを始めたのは、3年ほど前に同級生に誘われたのがきっかけです。打ちっぱなしに毎週通っているうちに手ごたえを感じるようになりました。満を持して、道具一式を揃えてコースを回ったら、見事にハマりました(笑)。その熱は今も衰えず、今では副社長をはじめとする上司たちと一緒にゴルフに行く回数も増えています。
今の自分に必要な課題に挑戦する
これからの目標は、プラントの技術管理者である自分自身に必要な資格の取得に取り組むことです。この業界では、化学、設備、機械、電気、工事など、思った以上に幅広い知識や資格の取得が求められます。同時に、自分が主体的に行動すれば、現場の実践から学べることも多いです。講座や試験の受験料や交通費も補助してくれます。これほど熱心に社員をサポートしてくれる会社は、他にあまりないと思います。
最後に将来の仲間へ
個人として、企業として、ユナイテッド計画でともに成長していきましょう。たとえ入社前に予備知識が充分に備わっていなくても、気持ちさえあれば、どんどん自分が成長できる会社です。私も学生時代は何もわかっていませんでしたが、今は「ここで働けて本当に良かった」と、胸を張って言えます。